Intel製CPUの不具合

インテル社のCore第13世代、第14世代プロセッサの不具合が話題になっています。

今年春ごろから話題になっていましたIntel社製のCPUの不具合ですが、8月1日に今後の対応策がようやく発表されました。対象となるプロセッサはCore i9、i7、i5の末尾にK/KF/KSがつくいわゆる高性能モデルとされています。私たちが販売しているビジネス向けPCにはこのようなプロセッサは搭載されていませんが、対応策はCore第13世代、第14世代の全モデルに及び、6月に販売したPC2台がこれに該当します。この対応策はBIOSのアップデートとして提供されます。最近の主要メーカー製PCはBIOSもWindowsUpdateで提供されることが多くなっていますが、今回は提供開始とともに訪問作業を行いました。不具合が確認されている以上、対応は早いに越したことはありません。

複合機の設置

自宅で仕事用にA4カラー複合機がほしいとのご依頼。

お見積りを作成させていただくにあたり、事前に電話回線(ひかり回線)の契約状況、複合機設置場所との距離、Wi-Fiの有無などをおヒアリングしました。PCからのプリントアウト、PCへのスキャン設定はもちろんのこと、今回は電話番号一つを電話とファックスで共有したいとのことで、複合機へ電話機を接続し、複合機側で通信相手が電話なのかファックスなのかを判別して留守番電話対応までできるよう設定を行いました。

また、今回お仕事用で使用されるデスクトップPCをWi-Fi接続するために、ノートPCなどに使用されているM.2 2230規格のWi-Fiアダプターをお勧めしました。USB接続のWi-Fiアダプターのほうが安価で手軽ですが、隣接するUSB端子にHDDなどが接続されていると速度低下などが起こり、接続が不安定になることがあります。お客様のPCには幸いにしてWi-Fiアダプター用M.2スロットが搭載されていたため実現できました。

SSD換装作業

数年前に購入いただいたPCのHDDをSSDに換装し高速化します。その後Windows11へのアップデート作業を行います。週末にお預かりしての作業となりました。

この機種はM.2の空きスロットがあるため、SSDを増設してPC単体でHDDをクローンすることが可能です。ですが、今回はHDDにデータを残したままケーブルを外し、SSDにWindows11をクリーンインストールしました。何度かアップデートを試みたのですが途中で止まってしまいます。メールアプリの使用もなく保存されているデータも少なかったので。ただし、お届けしてからの追加作業が必要になります。複合機・プリンターの設定、サーバー・NASなどへの接続です。

ケースを開けたついでに、機内の清掃とCMOS電池の交換をします。場合によってはCPUファンを外し、CPUグリスの塗り直しも行います。実はこの一連の作業が非常に重要で、今後のPCの健康状態を左右します。

Windows Update 後「Bitlocker回復」表示(続報)

先日投稿した不具合について、ようやく Microsoft より正式発表がありました。

今週、こちらのホームページへのアクセスが急増しているので不思議に思っていましたら、先日の投稿「Windows Update 後「Bitlocker回復」表示」に google 検索から来れれた方がいらっしゃったようです。特にSEO対策もせずひっそりと運営しているホームページですので以外でした。確かにこの問題を取り扱っている情報は見かけませんでしたので必死に検索された方々がたどり着いたのでしょう。

さて、私が1件目の対応をしたのが7/12でしたので10日以上経ってからの Microsoft からの発表となりました。しかし、Microsft が不具合を認めたからといって解決策は同じで、回復キーを入力するか、回復キーが不明な場合はPCをリカバリーする以外に方法がないため、保存されていたファイルは消失してしまいます。繰り返しになりますが、毎日バックアップをするか OneDrive などのクラウドドライブで同期することを強くおすすめいたします。

関連情報

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ラベル作成のご依頼

おにぎり2個セットのラベル作成のご相談をいただきました。

コスト的にはノーカットのラベル紙に印刷をして切り抜くのがお安いと思いますが、切り抜く作業が手間です。A4サイズ1シートから30枚前後を切り抜くとなると尚更です。

今回のおにぎりのパッケージにちょうど良いサイズを探したところ1枚62×31mmサイズが27面カットされているラベルを見つけました。ラベル紙メーカーというとエーワンをイメージしますが他メーカーも同様の規格のラベル紙があり、今回はヒサゴをチョイス。エーワンより若干お安くなっています。

お客様がお急ぎということもあり、こちらでデザインと印刷をしてお届けしました。それぞれラベルメーカーごとにラベル作成アプリが存在しますが、個人的にはエーワンの「ラベル屋さん」が使いやすいと思います。前述の通り、エーワンとヒサゴに同一サイズのラベル紙がラインナップされているため、ラベル作成アプリはどちらのメーカーのものも使えます。