Windows Update 後「Bitlocker回復」表示

2024年7月10日配信の Windows Update 再起動時に「Bitlocker回復」表示され起動しない。

発生のタイミング的におそらくKB5040442を適用後の再起動だと思われます。偶然にも同一機種 (HP ENVY x360 15-ds0002AU) で先週1台と今週1台発生し、問い合わせをいただき対応いたしました。

幸いにも2台ともMicrosoftアカウントに回復キーが記録されていたため復旧できました。OSがWindows11 HomeでしたのでMicrosoftアカウントを入力しないとセットアップできずMicrosoft Office を有効化するにもMicrosoftアカウントが必須です。また、メーカー製の殆どのPCが一定条件を満たしているとBitlockerが初期状態で自動的に有効化されます。この回復キーがわからないと初期化する以外PCを起動させる方法がないため、バックアップをしていないとファイルが消失してしまいます。豆にバックアップをするか OneDrive などのクラウドドライブで同期することを強くおすすめいたします。

関連情報

「BitLocker 回復 このドライブの回復キーを入力してください」と表示される

回復キーを無くすと終わるBitLocker。自動で有効化されてしまうことも。まさかのためのBitLocker入門

ミニPC

Intel N100 などを搭載した小型で安価なPCが人気です。

お客様からPCの問い合わせをいただきました。本社からの要請でミニPCの導入を検討しなさいとのこと。ミニPCといえば Intel の「NUC」シリーズというイメージですが、残念ながら昨年で製造・販売終了してしまいました。皮肉なことにその後ブームが訪れた状態で、現在は安価な中国製が市場を席巻しています。

中国製に不安をお持ちの様子でしたので、色々検討した結果、若干お高くはなりますがASUS製の AMD Ryzen プロセッサー搭載ベアボーンをオススメしました。ベアボーンなのでOS、メモリ、SSDは別途用意しなければなりません。メモリはCrucial製DDR5 32GB、SSDもCrucial製 P3Plus 500GBをチョイス。結果的に中国製ほどではありませんが、コストパフォーマンスに優れ事務用途としては高性能なPCになりました。

複合機のメール送信トラブル

お客様からファックスが送信できないとのご連絡をいただきました。状況を確認しましたところ、ファックスではなく、メール送信エラーが発生していました。複合機からのスキャンデータをメールに添付して送信する、いわゆる「Scan to E-mail」のエラーです。

お客様の操作としては、あらかじめアドレス帳に登録された宛先を選び、原稿をセットしてスタートボタンを押すという操作は、送信先がファックスであろうとメールであろうと同じ操作でしかありません。お客様の使用環境を把握していないとトラブル解決まで時間がかかります。

今回のトラブルの原因は、複合機からのメール送信に利用しているyahooメールの「Yahoo! JAPAN公式サービス以外からのアクセスも有効にする」が無効になっていたのが原因でした。数日前までは使えていたのに突如設定が変更になったようです。yahooから「自動返信機能・POPアクセスの一部機能廃止のお知らせ」が発表されておりますが、直接言及されてはおりませんが、この機能廃止の影響かと思われます。

PCのご注文

デスクトップPC2台の注文をいただきました。

お届け先での作業時間を短縮するため、お届けする前に出来る限りのことを済ませておきます。Windows Update はもちろんのこと、いくつかの初期設定を変更します。「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外す、SMB1.0の有効化は最低限、その他お客様の環境に合わせて事前準備をしてお届けします。

本日のご依頼

買い替えたiPhoneのアプリ再設定。

クルマの下敷きになりバキバキになったiPhoneの移行作業。当然タッチパネルが使えないため再設定。長期戦を覚悟しました、幸いLINEとOneDriveが復旧できれば良いとのことで作業開始。LINEはPCとの連携までを再設定、OneDriveはMicrosoft 365を契約されているのでファイル編集ようにMicrosoft 365 (Office)もインストール。Microsoft 365 (Office)アプリ1つでWord、Excel、PowerPointnの作成・編集が可能。